M1.66番目の汽車に乗って
M2.トキドキセカイ
M3.白朝夢
M4.レイス
M5.管制塔
M6.僕らの永遠~何度生まれ変わっても、
手をつなぎたいだけの愛だから~
M7.Hard to say I love you ~言い出せなくて~
M8.キミノトモダチ
M9.Shine
M10.偽善者の声
M11.Shall we dance
M12.Free will
M13.Just one kiss
M14.夢じゃないこの世界
M15.こっちを向いてよ
M16.Hope〜果てしない旅路へ〜 *未発表曲
M1.白朝夢
M2.レイス
M3.トキドキセカイ
M4.2次元銀河
M5.Hard to say I love you ~言い出せなくて~
M6.僕らの永遠 ~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~
M7.管制塔(Live ver.)
M8.キミノトモダチ(Short ver.)
M9.『あ』『い』をあつめて
M10.Shine
M11.笑顔の合図
M12.66番目の汽車に乗って(Live ver.)
M13.偽善者の声(Short ver.)
M14.REPLAY 〜Medley of Handmade〜
M15.Shall we dance
M16.夢じゃないこの世界
M17.こっちを向いてよ(Original ver.)
<Bonus Video Clip>
Time Will Find A Way(WEAVER×Instinct)
Light(WEAVER×Instinct)
地元・兵庫県神戸市でのバンド結成から5年の時を経て、2009年10月にダウンロードシングル「白朝夢」でメジャーデビュー。ロマンティックで美しい詞の世界と、柔らかな浮遊感の心地よいメロディーが合わさりながらも、大人しくまとまってしまうことは決してない、躍動的なアンサンブル。この新たなバランス感を持つピアノロックバンドの登場は、シーンに心地よい風を吹かせた。間髪入れず、「レイス」「トキドキセカイ」とダウンロードシングル配信を3ヵ月連続で畳み掛け、存在感を強烈にアピール。いずれもデビューが決まる以前から存在していた楽曲であり、実際に誕生した順は「トキドキセカイ」「白朝夢」「レイス」である。「トキドキセカイ」は、2004年の結成当初はツインギターバンドだった彼らがピアノロックバンドへと編成を変え、そのアイデンティティーを確立したと自負する渾身にして会心の1曲。3ヵ月連続リリースの最後の1撃として秘蔵されたのにはそんな理由があった。メンバーはデビュー当時20~21歳という若さで、河邉と奥野はまだ大学在学中。3人は生活の拠点を神戸に置いたまま、音楽活動の度に東京へと足を運ぶ、という日々を送ることになる。
WEAVERにとって激動の1年と呼べるのがこの2010年ではないだろうか? まずは、3人だけのバンドサウンドにこだわって作り上げたデビューアルバム『Tapestry』を2月にリリース。シンプルで洗練されていつつも洋楽的なスケール感を宿す楽曲が揃い、彼らの表現したい音の世界観が明確に伝わって来る仕上がりだった。そして4月、活動を本格化させるため、3人はいよいよ上京。プロデューサー・亀田誠治氏とのタッグで、1stシングル「Hard to say I love you~言い出せなくて~」をドラマ主題歌として書き下ろす、という大躍進を果たした。続く、7月配信のダウンロードシングル「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~」はCMソングに抜擢され、広く世に親しまれることになる。また、その後アルバム『新世界創造記・前編』『新世界創造記・後編』を2作連続でリリース。前編はポップサイド、後編はディープサイド、とバンドの持つ多面性を振り分け、2枚併せて聴くことによって立体的なWEAVER像を立ち上げるという試みだ。この2作は共にチャート上位を獲得、テレビの音楽番組にも出演し、メジャー感溢れる華やかな活動が展開して行く。
活動が順調な広がりを見せる陰で、“音楽を楽しむ”というもっとも大切な原点を見失い掛け、悩みを深めていたのが2011年初旬までのWEAVERだった。2月にはダウンロードシングル「『あ』『い』をあつめて」をリリース、4月には初の単独ホール公演の開催が決定している中、3月11日、東日本大震災が発生。阪神淡路大震災を幼い頃に経験した3人ゆえの並々ならぬ想いもあったと想像するが、迷いと葛藤の末、4月1日の大阪NHKホール、4月3日の渋谷公会堂公演を共に開催することを決断。ライブでは震災後に作った新曲「希望の灯」も披露した。安易に震災と音楽とを結びつけることには躊躇いを示す彼らだが、音楽を届ける者としての覚悟が定まったとは口を揃える。音楽で人を笑顔にしたい、幸せにしたい……結成当初から抱いていたはずの、そんな純粋な想いを彼らは再認識するようになっていた。そんな中、8月にはアルバム『ジュビレーション』をリリース。“歓喜”“祝祭”という意味のタイトル通り、リード曲の「Shine」からは命の輝きが溢れ出している。このアルバムを引っ提げて、12月には、聖地・神戸国際会館こくさいホールで公演するという夢を叶え、故郷に錦を飾った。
前年のホールツアー後に彼らが選んだ道は、更なる拡大路線ではなく、原点回帰だった。3人だけで鳴らす音の可能性を探りたいという欲求に従って、2012年3月からは、31か所33公演に及ぶライブハウスツアー【WEAVER Live House TOUR 2012 「Piano Trio Philosophy ~do YOU ride on No.66?~」】を開催。カッコいい音を鳴らしたいという衝動に基づき、3人でアレンジすることにこだわった。お客さんの熱気に押されることなく、メンバー主導のステージングで魅了していたし、MCも上達した。杉本のボーカルは美しさに野性味が加わって頼もしくなった。機材の搬入にもメンバー自らが加わり、ライブ1本1本を自分たちで作り上げているのだ、という体感を積み重ねることで、彼らは格段にタフなバンドへと成長。ツアー後の7月に出演した『MTV Unplugged』でもその変化を実感することができた。ツアー中、音源化前に披露していた生々しい楽曲「偽善者の声」(同年8月配信)に顕著だが、多くの人に届ける以前に、まずは、自分たちが伝えたい想いに忠実に――表現者としての原点に立ち返った3人はこの後、結びつきを強めながら、突き進んで行くことになる。
2013.1.1 Release
REPLAY
~Medley of Handmade~
DVD Single
2013.1.16 Release
MTV unplugged Live
album
2013.1.16 Release
Handmade
album
2013.3.20 Release
Just one kiss
Limited Disc
2013.6.26 Release
夢じゃないこの世界
Single
2013.6.26 Release
WEAVER
「Piano Trio Performance」
LIVE at Zepp DiverCity
DVD
2013.6.30 Release
WEAVER
Special Live 2013
〜河邉徹、四半世紀誕生祭〜
Album
2013.12.18 Release
夢を繋いで
Download single
前年のライブハウスツアーで獲得したエネルギーや音楽的成長を余すことなく詰め込んだのが、2013年1月にリリースされたアルバム『Handmade』。メロディーもリズムもより多彩さを増し、音楽的興奮を味わえる名盤である。デビューアルバム『Tapestry』同様にセルフプロデュース作だが、3人だけの音に固執することなく、曲として必要であればストリングスなどを追加した。大切なのは、3人が“こうしたい”と決め、納得して進むことだった。物語性の強さが特徴だった河邉の歌詞も、今作では内面を率直に綴ったリアルな意志の伝わるものが目立つのも興味深い。本作を生み出したことですべてを吹っ切れた3人は、6月にはポップに突き抜けたシングル「夢じゃないこの世界」をドロップ。全国ツアー【WEAVER Handmade TOUR 2013「Piano Trio Performance」ではアグレッシブに魅せた。また、同年6月29日には初のNHKホール公演として、河邉の25歳の誕生日を「四半世紀誕生祭」と名付けて祝うスペシャルライブも開催。音楽のコアな部分はもちろん大切にしつつ、エンターテインメント性を帯びた表現にも果敢に挑戦する、たくましい3人の姿がそこにはあった。
2014年1月末からは、ロンドンへ半年間の留学。住んでいる家も、通っている語学学校も3人別々で、スタジオ作業のために週に何度か集まる、という日々を送っている。ロックの本場のライブハウスへ足を運び、現地の人たちと触れ合う中で受けた刺激は、今後彼らが生み出す音楽にどんな形で結実するのだろうか?
映画『百瀬、こっちを向いて。』の主題歌として5月にリリースされたシングル「こっちを向いてよ」は、ドラマティックな展開が美しいミディアム曲。日本を不在にする間にリリースされることを見越して2013年にレコーディングされた曲であり、メンバーはWEAVERにとって“新たな扉を開くためのきっかけになる重要な1曲”と位置付けている。そして、自身初のこのベストアルバム『ID』を、デビュー5周年の2014年、6月11日にリリース。16曲目に収録された未発表曲「Hope~果てしない旅路へ~」は、今後のWEAVERが音楽とどう向き合って行こうとしているのか?を読み取ることができる1曲。『ID』に刻まれたこれまでの軌跡を辿り、未来への航路に思いを馳せながら、9月からの全国ツアーで3人と再会を果たす時を待ちたい。
この曲が生まれたのは、3人の高校時代、杉本がまだギター・ボーカルだった結成当初のこと。
「66番目の汽車に乗って」の原曲と共に初めて自分たちだけでレコーディングを行った、原点と呼ぶべき幻の曲である。
眩い木漏れ日のように美しいギターの音色と、杉本の瑞々しい歌声で穏やかに幕開けると、やがて、10代らしい葛藤と未来への不安をはらんだ歌詞の世界観と連動して、アンサンブルも昂ぶりを見せる。
仲間への想いを描いてはいるが、安直な仲良しソングでは決してない。別れを思い浮かべながら、でも<悲しくなんてないんだよ>と強がりを言う、そんな繊細な心模様を描き出す“WEAVERらしさ”は、早くもこの時期から存在していた。
そう確認できる、証のような1曲だ。
2014.6.11 Release Best Album「ID」初回盤に封入されているIDタグのシリアルナンバーを入力すると
未発表曲「Whistling in the dark」の音源ダウンロード
「Whistling in the dark」の歌詞
Best Album「ID」収録曲に対するメンバーインタビュー(ブックレット未記載)
が閲覧可能になります。
以下のスペースにIDタグのシリアルナンバーを入力し、決定ボタンをクリック。
そうすると音源ダウンロードボタン、「Whistling in the dark」歌詞ボタン、メンバーインタビューボタンが表示されます。
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